アドバンスソフトウェアは28日、Excelファイル生成コンポーネントの最新版パッケージ「ExcelCreator 2012」を10月5日に発売すると発表した。
.NET/ActiveX向け、およびxls形式/xlsx形式向けでそれぞれ異なる、計4つの製品群で構成されており、今回は.NETのxlsx形式向け製品が更新され「ExcelCreator 8.0 for .NET」となった。
同時アクセスができないExcelオブジェクトや、複雑な仕様を理解する必要があるOpen XML SDK 2.0 for Microsoft Officeでの実装に比べ、ExcelCreatorでは簡単な実装方法、早い処理速度でExcelファイルを生成・操作することができる。複数ユーザーでの同時アクセスも可能なため、サーバー用途にも対応。テンプレート・データ差し込み機能や、PDFファイル出力機能なども有している。
「ExcelCreator 8.0 for .NET」では、ファイル生成エンジンが100%マネージドコードで書き直され、プラットフォームやランタイムの違いに影響を受けず、メンテナンス性が向上したほか、メモリ使用量や処理速度も大幅に改善された。また、セル操作部分のコーディングを楽にするGUIベースのコードデザイナ機能も追加された。
価格は、開発に必要な基本パックが税込63,000円。クライアントアプリケーションの配布についてはロイヤリティフリー。サーバーアプリケーションの用途では、税込126,000円からのライセンス料金となっている(種別や保守の有無による)。
仕様や価格などの詳細は、製品ページを参照のこと。
前バージョンの「ExcelCreator 2007」ユーザーは、2012年1月31日までの期間限定で、xlsx形式対応の最新バージョン「ExcelCreator 8.0 for .NET」に無償バージョンアップすることができる(ダウンロードでの提供)。
【関連リンク】
・ExcelCreator 2012
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