センドメール株式会社は10月2日、株式会社CSKWinテクノロジおよび株式会社テンアートニと共同で、セキュリティアプライアンスサーバ「EasyNetBox for Spam Filter powerd by Sendmail」を販売開始を発表。誤検知を0.0001%に抑えることができる。
センドメール株式会社は10月2日、株式会社CSKWinテクノロジおよび株式会社テンアートニと共同で、セキュリティアプライアンスサーバ「EasyNetBox for Spam Filter powerd by Sendmail」(以下、ENBスパムフィルタ)の販売開始を発表した。価格は100ユーザーモデルが687,750円、200ユーザーモデルが850,500円(共に税込)。
ENBスパムフィルタ開発の背景として、センドメール小島社長は「既存の迷惑メール対策技術は30~99%レベルまでと大きな差がある。そのためシステム部門が迷惑メールフィルタを評価するためには、非常に高度な知識が必要。また誤検知によるユーザーからのクレームも管理者の大きな負担となっている」と述べた。
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同製品は検地率98%以上を誇る迷惑メール対策フィルタ「Mailstream Manager Anti-Spam」を搭載。そのため正規メールを迷惑メールと判定する誤検知を0.0001%に抑えることができる。この高い検知率の理由はコラボレーション方式を採用しているため。同方式は内容や言語ではなく、メールの中で変更不可能な部分に焦点を当てスパムメール特有の特徴を抽出した情報である“フィンガープリント”によって判定する。また正確な情報を寄せるユーザーは信用度を上げ、誤った情報を故意に送るユーザーは信用度を下げることでデータベースの品質を維持する機能も備えている。
その他、主な機能と特徴は下記の通り。
- ユーザーが個別に迷惑メール処理の設定が可能
- 既存のメールシステムに影響を与えずにアドオン導入可能
- WebベースのGUIでの設定だけで使用可能
- メール処理量、迷惑メール検知率、ポリシー別統計などをリアルタイムに表示可能
また同製品における3社の役割は以下の通り。
- センドメール株式会社
- 株式会社CSKWinテクノロジ
- 株式会社テンアートニ
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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