米Googleは10月3日、Google Gadget(ガジェット)を任意のWebページでも利用できるようにしたことを発表した。これによりWeb開発者とユーザとの距離が一層縮まる効果が期待できる。
米Googleは10月3日(現地時間)、Google Gadget(ガジェット)を任意のWebページでも利用できるようにしたことを発表した。
Google Gadgetは、世界各国のユーザによって開発が進められている小さなツール群で、従来は、Google Desktop 4をインストールした環境のデスクトップ上や、Googleパーソナライズドホームページでのみ利用することができた。デスクトップのみで利用できる「Desktop Gadget」と、Webページでも利用できる「Universal Gadget」の2種類がある。
現在、1,200を越えるGoogle Gadgetが「Google Gadgets For Your Webpage」に登録されている。ここで、目的のGoogle Gadgetを選択して[Add to your webpage]ボタンをクリックし、必要な設定を入力して[Get the Code]ボタンをクリックすると、HTMLのコードが表示される。これを自身のWebページのソースに貼り付けるだけで、各種検索機能や日付表示、ゲームといったツールを簡単に組み込むことができる。
例えば、Google Gadgetの「Free Sudoku Puzzles」を組み込むと次のようになる。
今回の動きにより、Web開発者とユーザとの距離が一層縮まることで、新しいWeb開発の形が垣間見えるかもしれない。
REUTERS 『Google offers mini-programs for use on other sites』
Official Google Blog 『Yes, you can have a pony』
Google Gadgets
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