NECは本日、セキュリティ運用管理ソフト「WebSAM SECUREMASTER/EL(ウェブサム セキュアマスター・イーエル)」の販売開始を発表した。希望小売価格は175万円(100ユーザ、税別)。
同ソフトは、クライアントエージェント方式により、既存の業務アプリケーションに変更を加えることなく、シングルサインオンを実現。そのため、安全かつ利便性の高いシングルサインオン環境を、StarOffice21などの代表的なグループウェア、クライアントサーバシステムなど、殆どのWindowsアプリケーションに適用できる。また、共有アカウントを用いる業務アプリケーションに対し、各ユーザの認証や、アプリケーションへの接続履歴の記録も可能。誰がどのシステムをどのような権限で利用しているかを確認したり、場合によってはシステムの利用を禁止することもできる。
尚、クライアントエージェント方式とは、ユーザーが利用するPCへシングルサインオンを実現するプログラムを事前にインストールし、指定した任意のアプリケーションでユーザ認証が発生した場合に代行ログインする方式のこと。
新製品の背景についてNECは、企業内部の統制強化のため「認証」「アクセス制御」「ログ」の共通化と、複数の業務システムに対する一元的なアクセス制御を効率化して、システム全体のセキュリティ水準を向上したい、というニーズに応えたものとしている。
尚、同製品の詳細な概要は下記URLを参照のこと。
WebSAM SECUREMASTER 機能・特長