IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、情報セキュリティ対策を「始めたい」「強化したい」「学びたい」と考えている中小企業向けの「セキュリティ支援ツールポータル(SSP)」と、中小企業に対して情報セキュリティの普及啓蒙活動を行う人が利用できるツールを集約した「セキュリティプレゼンターポータル(SPP)」で構成する、情報セキュリティ対策支援サイト「iSupport」を24日に公開した。
「セキュリティ支援ツールポータル(SSP)」は、企業内での自主的なセキュリティ対策の学習と、対策実施のためのツール類を提供する。利用可能なツールは、「5分でできる!情報セキュリティポイント学習オンライン版」と「5分でできる!自社診断オンライン版」の2本で、インストール作業などは必要なく、Webブラウザからの利用が可能となっている。
「セキュリティプレゼンターポータル(SPP)」は、中小企業の情報セキュリティ向上のために、普及啓蒙活動を行う「セキュリティプレゼンター」向けのポータルサイト。利用にあたっては、無料の会員登録が必要。
「セキュリティプレゼンター」は、「SPP」公開にあわせて登録受付を開始する制度で、中小企業の経営支援やIT活用のサポート等を担う中小企業診断士や、ITコーディネータなどを想定している。
「SPP」では、IPAが開発・公開するさまざまな情報セキュリティツールの検索・入手を容易に行える環境を提供するとともに、IPAが主催する情報セキュリティ関連イベントや、セミナー情報を発信することでプレゼンターの活動を支援する。また、「SPP」にてセキュリティプレゼンターの会員登録受付を行う。
【関連リンク】
・IPA
・「iSupport」
・「セキュリティ支援ツールポータル(SSP)」
・「セキュリティプレゼンターポータル(SPP)」
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