米ゲートウェイ社は、ソニーエナジー・デバイス株式会社製リチウムイオン電池(以下、ソニー製リチウムイオン電池)を搭載した、同社のノートブックPCの電池を自主交換することを本日発表した。2005年9月以降出荷されたノートブックPC(約35,000台)が該当し、日本では、GatewayノートブックPCの一部であるMX1020jのみ(約500台)が対象となる。
ソニー製リチウムイオン電池はごく限られた環境下で発熱または発火する可能性がある。同電池を搭載したゲートウェイ社製品においてこの種の事故が起きたという報告はこれまで1件もないが、ゲートウェイ社ではユーザーの安全が最優先であると考え、米国消費者製品安全委員会(U.S. Consumer Product Safety Commission)ならびにソニーと連携し、自主交換することを決定した。
ゲートウェイ社によると、該当する電池はすべて無償で交換することができ、当面は使用する際に、システムをOFFにし電池を取り外したうえで、ACアダプター経由で電源を確保すれば問題はないとしている。保有しているノートブックPCの電池が交換対象であるかどうかについての問い合わせは下記にて受け付けている。
- URL:http://jp.gateway.com
- 電話:0120-574-222(フリーダイヤル、24時間年中無休、日本語対応)
プレスリリース:米国ゲートウェイ社、バッテリーの自主交換プログラムを実施