インフラジスティックス・ジャパンは、統合コンポーネントスイート「Infragistics Ultimate 2013 Volume 2」を26日に発売した。なお、今回のリリースから製品体系を変更し、「Infragistics Professional」および「Infragistics Ultimate」の2製品として販売を行う。
「Infragistics Professional」は、Windows Forms、ASP.NET、WPF、Silverlight、Reporting、HTML5/jQuery、iOS、Windows Phone、Windows UIなどのプラットフォームに対応した、UI開発コントロールをすべてバンドルしている。通常サポート購入価格は168000円。
「Infragistics Ultimate」は、「Infragistics Professional」の機能に加えて、「Infragistics ICONS」や、「Quince Pro」の5クライアントユーザーライセンス(CAL)、今回のリリースで新発売のプロトタイピング&デザインツール「Indigo Studio」をバンドルし、UI・UXの統合開発をサポートする。通常サポート購入価格は198000円。
「Infragistics Ultimate」付属の「Indigo Studio」は、モバイル、デスクトップ、Webすべてのシナリオに対応したインタラクティブプロトタイプデザインツールで、デザイナーや開発者が実際の開発を行う前に、ユーザーエクスペリエンスの検討が可能で、意思決定者との合意形成にこのツールを利用すれば、開発中期、後期におけるUI画面の手戻りを抑止できる。
今回のリリースでは、iOS 7デザインに対応しており、完成したデザインからUI画面のコードを生成する機能(ベータ版)を備えている。
このほか、すべてのプラットフォームにおけるタッチ&ジェスチャーサポートの拡充、Windows Forms、WPF、SilverlightプラットフォームにおけるOneNoteのRadial Menu、新バージョンのOfficeリボンを追加した。また、Windows Formsアプリケーションにおいて、Windows 8スタイルのタイルを実現可能なWindows 8 Live Tileコントロールを追加している。
モバイルプラットフォームへの対応としては、HTML5/jQueryコントロール、ネイティブiOSコントロール、Windows Phoneコントロールを提供し、それぞれのプラットフォームにおいて高い生産性ならびにパフォーマンスを実現する。
【関連リンク】
・インフラジスティックス・ジャパン
・「Infragistics Professional」
・「Infragistics Ultimate」
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