日本IBMは、プライベート・クラウドでより大きなビジネス価値の実現を目指す企業に対して、標準化や自動化した本格的なプライベート・クラウドの構築、運用を支援する「プライベート・クラウド構築支援サービス」を拡充し、7日に提供を開始した。
「プライベート・クラウド構築支援サービス」は、同社が蓄積したプライベート・クラウド設計、構築のベスト・プラクティスをベースに、より迅速に、ビジネスとITの要件にあった本格的なプライベートIaaS、PaaSの導入を支援するよう、サービス内容を強化・拡充した。
また、アセスメント、デモンストレーションといったプライベート・クラウドの検討段階をサポートするサービスの拡充によって、自社に適合したクラウドの検討を、より行いやすくしている。
さらに、企業システムに必要な運用監視とバックアップのマネージド・サービスを拡充し、IBMのセキュリティ・サービスとあわせて、企業のクラウド環境の整備をトータルに支援するとともに、コンサルティングのスキルを備えた経験豊かな人材が、ユーザーとともにクラウドによる変革を支援するための体制を拡充した。
標準ソフトウェアには、OpenStack、OASIS TOSCAに対応し、クラウドの構築と管理を自動化する「IBM SmarterCloud Orchestrator」と、ITサービスを管理する「IBM SmarterCloud Control Desk」を使用することで、「ベンダー・ロックイン」を回避し、将来にわたってパブリック・クラウドとの連携やシステム拡張が容易な、オープンなクラウド・システムを構築する。
【関連リンク】
・日本IBM
・「IBM SmarterCloud Orchestrator」
・「IBM SmarterCloud Control Desk」
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