KDDIは、Firefox OSベースの、近距離無線通信機能を備えた様々な電子機器との連携が可能な開発ボード「Open Web Board」と、PCのWebブラウザ上で電子機器同士の連携プログラミングができるアプリケーション開発ツール「Gluin」を開発した。「Open Web Board」は、KDDIが2014年10月下旬以降に開催する開発者向けイベントで無償提供を行う。
「Open Web Board」は、Bluetooth Low Energy(BLE)をサポートし、市販のさまざまなBLE対応センサ機器との接続が可能なスティック型の開発ボード。市販のZigbee通信モジュールを接続すれば、幅広い組み込み電子機器との連携に対応する。
「Gluin」は、「Open Web Board」やmbed機器などのさまざまな組み込み型機器をWeb上で一元管理し、グラフィックベースで機器間の連携プログラムを作成できるアプリケーション開発ツール。普段Webプログラミングなどに携わっていない開発者でも、容易に機器間連携のプログラミングを楽しめる。
なお、「Open Web Board」「Gluin」の提供に先立ち、KDDIが開催する開発者向けイベントの情報発信や、開発者間での電子機器やプログラミングに関するアイデアの共有を目的としたコミュニティサイト「au Firefox OS Portal Site」を、10月5日に開設した。
【関連リンク】
・KDDI
・「au Firefox OS Portal Site」
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