グレープシティは、Excelの操作性によるWebアプリの開発を可能にするソフトウェア「Forguncy(フォーガンシー)」の上位エディションとして、「Forguncy Pro」を2月16日に発売した。1開発ライセンスは12万9384円。
「Forguncy」は、Excel感覚でWebアプリを開発できる、職場に1人はいる「Excel名人」をターゲットにした製品。
今回発売した「Forguncy Pro」は、「Forguncy」のすべての機能に加えて、外部データベースへの接続機能や、JavaScriptによるカスタマイズ機能を搭載し、より幅広い業務アプリケーションの開発や、開発者による高度な開発に対応する。
データベースは、従来の内部データベースだけでなく、Microsoft SQL ServerやOracle Databaseに接続可能で、必要なデータの参照やデータの追加、更新(Microsoft SQL Serverのみ)ができる。また、内部テーブルと外部データベースとのテーブル間のリレーションシップによるテーブル結合にも対応している。
JavaScriptによるカスタマイズ機能では、カスタムのクライアントスクリプトの組み込みが可能で、ボタンのClickイベントやページロード時の独自機能の実装を実現する。カスタマイズの方法は、ページにJavaScriptファイルを組み込む方法と、ボタンなどのコマンドにスクリプトを記述する方法の2種類を用意している。このほか、Web APIを使用して、内部データベースや、リンクしている外部データベースにアクセスできる。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「Forguncy」
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