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Azureプレミアムストレージ一般公開を発表

連載:ScottGu's Blog翻訳

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2015/04/28 14:00

 本稿は、Scott Guthrie氏のブログを、氏の許可を得て、翻訳、転載したものです。米Microsoft社の副社長で、ASP.NETやSilverlightの開発チームを統率する氏のブログでは、次期製品を含む最新の技術をいち早く紹介しています。

 原典:Announcing General Availability of Azure Premium Storage

はじめに

 Azureプレミアムストレージの一般公開リリースについて発表でき非常にうれしく思います。現在エンタープライズグレードSLAとともに全ての方にご利用頂けます。

 Microsoft Azureでは、プレミアムストレージと標準ストレージという2種類のストレージを提供しています。プレミアムストレージは、ソリッドステートドライブ(SSD)に永続的にデータを保存し、一貫したパフォーマンスで配信保証された高性能で低レイテンシなディスクストレージを提供します。

 プレミアムストレージは、I/Oに敏感なワークロードに理想的で、仮想マシン内でホストされたデータベースワークロードに最適です。必要に応じて、1つのVMに対し複数のプレミアムストレージディスクが接続でき、VM当たり最大32TBのディスクストレージのサポートと読み込み作業に対して1ミリ秒以下の遅延で64,000IOPS以上を動かせます。これは、クラウドでさらに多くのワークロードが実行できる非常に高速なストレージオプションです。

 プレミアムストレージにより、Azureでは、ボリュームの大きいSQLサーバー、Dynamics AX、Dynamics CRM、Exchange Server、MySQL、Oracleデータベース、IBM DB2、MongoDB、Cassandra、SAPソリューションなど要求の高いアプリケーションを実行できます。

耐久性

 データの耐久性は、どんな永続的ストレージオプションでも最も重要なことです。Azureのお客様は、障害に対する高耐性とデータの持続性に依存する重要なアプリケーションを持っています。プレミアムストレージは、同じ領域内に3つのデータ複製を保持しており、それが永続的に複製されるまで、書き込み動作の完了確認は返ってきません。これは現在Azureだけが提供する唯一のクラウド機能です。

 さらに必要に応じて、ディスクのスナップショットを作成して標準GRSストレージアカウントにコピーすることも可能です。これにより、災害復旧目的として主要なAzure領域から少なくとも400マイル離れたところで保存されているデータの地理的冗長なスナップショットが維持できます。

利用可能な地域

 プレミアムストレージは、現在以下のAzure地域で提供されています。

  • 米国西部
  • 米国東部2
  • 欧州西部
  • 中国東部
  • 東南アジア
  • 日本西部

 今後すべてのAzure地域で実行できるようにプレミアムストレージを拡大していきます。

開始方法

 今回よりプレミアムストレージは簡単に開始できます。Microsoft Azure管理ポータルにアクセスして、新しいプレミアムストレージアカウントを作成するだけです。これは、新しいストレージアカウントを作成し、“Premium Locally Redundant”ストレージオプションを選択すると行えます(注:このオプションは、プレミアムストレージが利用可能な領域を選択した場合のみ表示されます)。

 次に、新しいVMを作成し、VMサイズの“DS”シリーズを選択します。VMのDSシリーズは、プレミアムストレージ動作が上手くいくように最適化されています。DS VMを作成する場合、プレミアムストレージアカウントを示すだけですべて完了します。

詳細について

 より詳細なことは、Mark Russinovich氏のブログ投稿をご覧ください。また、Mark Russinovich氏のプレミアムストレージについてのビデオを見ると、プレミアムストレージ3分間デモで実際の動きを確認できます。その中で、Markは、Azureプレミアムストレージが搭載された耐久性のあるドライブに対して、低レイテンシで64,000IOPS以上で動かすWindows ServerとLinuxのVMをお見せします。

 詳細については、以下のリンクもご覧ください。

まとめ

 Azureプレミアムストレージがリリースでき非常にうれしく思っています。プレミアムストレージは、既存のオンプレミスソリューションの移行など、Azureを使用してクラウドでワークロードを実行する非常に多くの新しい機会を開きます。

 いつもながら、このブログのコメントやAzure Storage MSDNフォーラムを通じたフィードバック、またmastoragequestions@microsoft.com宛てのメールにて、ご意見頂ける事を楽しみにしております。

 Hope this helps,

 Scott



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著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト Chica(チカ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2017年5月時点での登録メンバは52名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂き...

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