Amazon Web Services(AWS)は、すでに発表されている、Gitレポジトリをホスティングするマネージドのバージョン管理サービス「AWS CodeCommit」の提供を、7月9日に開始した。1アクティブユーザーあたりの月額料金は1ドル。
「AWS CodeCommit」は、Gitレポジトリをホスティングするマネージドのバージョン管理サービスであり、既存のGitベースのツールとも連携できる。ファイルはレポジトリとして構造化され、レポジトリサイズやファイル数に制限はない。
バックエンドには、スケーラブルで冗長性を保ちつつ、堅牢にGitを実装しており、コードやアセットを安全に保持する。また、ファイルは暗号化されたレポジトリに保存され、IAMロールによる管理を可能にしている。なお、各開発環境間でやり取りされるデータは、すべてHTTPSまたはSSH接続を経由する。
今後は、レポジトリへのプッシュを通知する機能や、CloudTailによるCodeCommit API呼び出しの記録、提供リージョンの拡大、WebベースのUIの追加などを予定している。
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・Amazon Web Services
・「AWS CodeCommit」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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