米Googleは、開発者向けクラウドプラットフォームGoogle Cloud Platformにおいて、構成をカスタマイズできる仮想マシン「Custom Machine Type」の提供を、11月18日(現地時間)に開始した。
「Custom Machine Type」は、仮想CPU数を1~32の範囲で設定可能で、メモリは1仮想CPUあたり6.5GBまで増やせる。
月額のコスト例としては、8仮想CPUでメモリ30GBの「n1-standard-8」が204.40ドル、16仮想CPUでメモリ60GBの「n1-standard-16」が408.80ドルであるのに対して、12仮想CPUでメモリ45GBの「Custom Machine Type」なら321.75ドルで利用できる。
利用料金は、1時間あたりの仮想CPUとメモリの利用率で計算され、8仮想CPUでメモリ20GBの仮想マシンなら、4仮想CPUでメモリ10GBの仮想マシンの2倍の価格となる。
近日中に、Google Developers Consoleにおいて「Custom Machine Type」をサポートする予定で、新たなGoogle Developers Consoleではマウスによるドラッグで仮想CPU数やメモリサイズの変更を可能にする。
なお、「Custom Machine Type」は現時点ではベータ版で、CentOS、CoreOS、Debian、OpenSUSE、Ubuntuが利用できる。
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