米Microsoftは、現在を行っているLinux版SQL Serverのプライベートプレビュー版を、3月7日(現地時間)に公開した。正式リリースは2017年半ばを目標としている。
Linux版SQL Serverは、ミッションクリティカルなパフォーマンスや、業界トップクラスのTCO、高度なセキュリティ、クラウドとの高い親和性を実現しており、Linux業界からも、Red Hatの製品およびテクノロジー担当社長であるPaul Cormier氏や、Ubuntuを支援するCanonicalの創業者であるMark Shuttleworth氏が、歓迎のコメントを寄せている。
このほか、Microsoftが3月10日(現地時間)にニューヨークで開催する「Data Driven」イベントでは、2016年末に提供を開始する「SQL Server 2016」のキックオフが行われる。
「SQL Server 2016」では、メモリ内での動的な暗号化や、従来の30~100倍のパフォーマンスを実現するワークロード単位でのインメモリデータベースのサポート、TPC-Hが行った非クラスタ環境での10TBベンチマークなどでもトップクラスのデータウェアハウスパフォーマンス、iOS/Android/Windows Phoneのサポート、Rのサポートによるデータ解析、クラウドとの融合によるハイブリッドアーキテクチャの実現といった新機能を提供する。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・「SQL Server on Linux」(英語)
・「Data Driven SQL Event」(英語)
・「SQL Server 2016」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です