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アイレット、一度で285種類のスマホ×OSに対してアプリの動作テストを実行できるサービス「devicepack」を8月1日より提供開始

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 アイレットは、スマートデバイス機種およびOSのバージョンごとの動作テストの自動化を支援するサービス「devicepack」を8月1日より提供開始すると発表した。AWSのサービス「AWS Device Farm」を利用しており、一度に285種類の機種・OSに対して動作テストを自動実行できる。自動実行のためのテストスクリプト作成支援も行う。

 devicepackは、アイレットのAWSマネージドホスティングサービス「cloudpack」で提供されるサービスの1つで、AWS Device Farmを利用し、テストシナリオの作成や環境構築およびテスト自動化の支援を行う。AWS Device Farmは、スマートデバイスやiOS/Androidなどの各機種・各バージョンでの動作テストをAWS上で一度に実行できるサービスで、現在は機種×OS×バージョンの組み合わせ285種類に対応している。

 一度に大量機種での動作テストが実行可能になることで、同社ではスマホアプリ開発のCI(継続的インテグレーション)化が実現されると述べている。

devicepackによりスマホアプリ開発のCI化を実現する(提供:アイレット)
devicepackによりスマホアプリ開発のCI化を実現する(提供:アイレット)
devicepackのスマホアプリテスト自動化構成(提供:アイレット)
devicepackのスマホアプリテスト自動化構成(提供:アイレット)

 多様な端末の言語設定に対応。ブラウザ上で閲覧できるダッシュボードでテスト結果を確認したり、実行中のテスト状況をスクリーンキャプチャで確認したりできる。また、テスト実行中のCPU使用率、描画性能(FPS)、メモリ利用量、スレッド数などパフォーマンス計測結果の閲覧も可能となっている。

デバイスごとのテスト結果(提供:アイレット)
デバイスごとのテスト結果(提供:アイレット)

 利用料金は、基本利用料となるプラットフォーム利用料が月額5万円で、テスト総実行時間などに応じた金額が加算される(従量型課金・個別見積り)。例えば、iPhone/iPad現行モデル10機種・iOS最新バージョン上で動作するアプリに対し、1回に1分かかるテストを10回行った場合、テスト総実行時間は100分となり、プラットフォーム利用料とは別に3000円が加算される。また、テストスクリプト作成支援を2日間依頼した場合には8万円の加算になるという。

【関連リンク】
アイレット

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