Javaでシステム開発をしている方にとって、Spring Frameworkは使いこなしたいフレームワークの一つです。しかし、あまりにも多機能なため「全体像を把握できない」「どういうときにどの機能を使えばいいのか分からない」と利用を諦めてしまっていませんか? そんな方はぜひ『Spring徹底入門』を机に置いておきましょう!
翔泳社が7月20日(水)に刊行した『Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発』は、Javaのシステム開発を助けてくれるSpring Frameworkを使いこなせるようになるための入門書です。
Webアプリケーションはもちろん、業務システムや商用システムにも用いられるJavaではさまざまなことが実現できますが、多機能なSpringを採用することでその幅と量が格段に向上します。本書では基礎から応用まで、サンプルプログラムを動かしながら実践に即して身につけられます。最後の第14章には、学んだことの集大成となるWebアプリケーションを構築するチュートリアルも用意しました。
しかし、Springは10年以上開発が続いており、できることが多すぎるゆえに取っつきにくさがあるのも事実。特に、何をするにおいてもさまざまな設定が必要となったSpring Frameworkは、誰にとっても敷居が高く感じられます。そこで登場したのが、最小限の設定で容易に商用レベルのアプリケーションを開発できるSpring Boot。本書では章を一つ設けて、その機能と利便性を解説しました。
本書はかねてからSpring Frameworkを採用し、開発ガイドラインを提供している株式会社NTTデータの面々によるものです。確かな実績と技術にもとづく著者陣が執筆した解説書で、Springに入門しましょう!
目次
第1章 Spring Frameworkとは
第2章 Spring Core(DI×AOP)
第3章 データアクセス(Tx、JDBC)
第4章 Spring MVC
第5章 Webアプリケーションの開発
第6章 RESTful Webサービスの開発
第7章 Spring MVC の応用
第8章 Spring Test
第9章 Spring Security
第10章 Spring Data JPA
第11章 Spring + MyBatis
第12章 Spring+Thymeleaf
第13章 Spring Boot
第14章 チュートリアル
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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