10月23日、WebアプリケーションフレームワークRuby on Railsの最新バージョン「Rails 8.1」がリリースした。
今回のアップデートでは、アクティブジョブの継続や構造化されたイベントレポートなどの注目すべき機能が含まれている。
Rails 8.1では、長時間ジョブを個別のステップに分割できるようになった。これにより、再起動後に最初からではなく、最後に完了したステップから実行を続行できる。特に、Kamalを使用したデプロイ時に、ジョブ実行中のコンテナのシャットダウン時間がデフォルトで30秒しか与えられないため、本機能が役立つ。
また、新たに導入された「Event Reporter」によって、Railsアプリケーションで構造化されたイベントを生成するための統一されたインターフェースが提供されるようになった。
その他にも、ローカルCIやマークダウンレンダリングの導入などのアップデートが含まれている。変更点の詳細については、リリースノートを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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