Googleは12月18日(現地時間)、関数呼び出し用途に特化した言語モデル「FunctionGemma」を公開した。ベースとなるGemma 3 270Mモデルをファインチューニングしたもので、自然言語入力を即座にAPI実行へ変換する機能を持つ。
エッジデバイス上での動作を想定し、NVIDIA Jetson Nanoやスマートフォンでローカルかつプライベートに利用可能。FunctionGemmaは、オフラインタスクの自律型エージェントや、より大規模なモデルへの橋渡し役として利用できる。
ファインチューニングによって実用的な精度向上も確認され、API連携を伴うスマートホームやモバイルアプリの開発が見込まれる。モデルと関連レシピはHugging Face、Kaggleで提供されているほか、Google AI Edge Galleryを通じてデモも体験可能だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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