データとAIの企業であるデータブリックスは、レイクハウスでリアルタイム分析を直接実現する新サービス「Lakehouse//RT」を、6月16日(米国時間)に発表した。Lakehouse//RTは新たなコンピュートエンジン「Reyden」を基盤とし、「Delta Lake」および「Apache Iceberg」のテーブルに直接アクセスすることで、数万人規模の同時接続ユーザーやエージェントに対してミリ秒単位のクエリ応答を実現する。

これまで、大規模な同時接続と低レイテンシーが求められるケースでは、レイクハウスシステムとは別にリアルタイム用サービングレイヤーの構築が必要だった。しかしLakehouse//RTの登場により、データコピーや個別のパイプライン、権限管理レイヤーを用意せずにリアルタイムデータ分析が可能となった。ミリ秒レベルの応答を維持できるほか、標準ベンチマークにおいて、毎秒12000クエリでも100ミリ秒未満という低レイテンシーを達成している。顧客環境では既存のリアルタイム基盤と比べて最大16倍の性能向上が確認されている。
Lakehouse//RTのクエリは「Unity Catalog」によるガバナンスのもとで実行されるため、データガバナンスや権限管理も一元化される。既存のDeltaおよびIcebergテーブルにそのままクエリでき、初期設定は不要であり、データ移動や独自フォーマットへの変換も不要となる。
同サービスは現在ベータ版として提供されている。詳細については公式ブログやWebサイトで確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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