米Amazon Web Servicesは、4月19日~7月18日17時(現地時間)の期間に、自然な対話式のチャットボットを競う「AWSチャットボットチャレンジ」を、Slackとの協力によって開催する。
「AWSチャットボットチャレンジ」は、Amazon Lexを使用し、自然な対話式チャットボットを構築するコンテストで、バックエンドにおけるロジックプロセスやデータプロセスの実行に、AWS LambdaとAmazon Lexを使う必要がある。なお、AWS LambdaとAmazon Lexを使用していれば、既存のボットでも申し込みできる。
参加条件は、居住国において成年に達している個人またはチームで、社員数50名以下なら企業でも参加可能。50名を超える企業は、現金が含まれない賞にのみ参加できる。
参加にあたっては、「AWSチャットボットチャレンジ」に登録し、AWSチャットボットのSlackチャネルへの登録、AWSでのアカウント作成、ドキュメントやリソースへのリンクを掲載しているリソースページへのアクセス、作動しているボットのデモ動画の撮影およびボットの概要と用途に関するドキュメントの作成、ソースコードをホストしているGitHubリポジトリへのリンクなど審査とテスト実施を可能にするボットへのアクセス方法の提供などが必要となる。
結果発表は8月11日9時(現地時間)で、1等賞には5000米ドル、2500米ドル相当のAWSクレジットなど、2等賞には3000米ドル、1500米ドル相当のAWSクレジットなど、3等賞には2000米ドル、1000米ドル相当のAWSクレジットなどが贈られる。
Amazon Lexは、Webアプリやモバイルアプリで対話環境が構築できるインターフェース。IoTデバイスの管理、カスタマーサポートの提供、トランザクション更新情報の連絡、DevOpsワークロードの実施(ChatOps)が可能なチャットボットの構築にも対応している。AWS Lambda、AWS Mobile Hub、Amazon CloudWatchとの統合にも対応しており、AWSサービスと統合してさまざまなチャットボットやアプリケーションを構築できる。
【関連リンク】
・Amazon Web Services
・「AWSチャットボットチャレンジ」(英語)
・Amazon Lex
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