テクマトリックスは、米Parasoft Corporationが開発したAPIテスト自動化とサービス仮想化によって、API開発者/利用者をサポートする「Parasoft SOAtest/Virtualize」を、5月11日に発売した。買い取りライセンスまたは年間ライセンス方式を採用する。
「Parasoft SOAtest/Virtualize」は、REST、JSON、SOAP、MQ、JMSなど多彩なテクノロジーやプロトコルに対応したテストドライバとスタブを標準搭載し、API開発時には機能テストや回帰テスト、性能・負荷テストの自動化をサポートする。また、APIを利用するアプリケーション開発時には、APIをスタブとして仮想化し、接続先のシステムなしでの機能テストを可能にしている。
APIのテストドライバやスタブは、Swagger、WSDL、XMLスキーマなどの定義ファイルやトラフィック記録からも自動生成できるので、テストの準備時間を短縮し、迅速なソフトウェア品質検証を実現する。
なお、APIのテストや仮想化機能は、SaaSライクなプラットフォームとして提供しており、Webブラウザでアクセスするだけで複数のプロジェクトメンバーでテストドライバやスタブを作成・実行・共有可能なので、テストに必要なドライバやスタブをすばやく用意して、継続的なテストが実行できる。
「Parasoft Virtualize」は、Dockerイメージを作成可能な形式でAPIを仮想化でき、オンデマンドで使い捨て可能なテスト環境の構築を可能にする。また、一部機能制限はあるものの、無償で利用できるコミュニティ版「Parasoft Virtualize Community Edition」も用意している。
【関連リンク】
・テクマトリックス
・「Parasoft SOAtest/Virtualize」
・「Parasoft Virtualize Community Edition」
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