リクルートテクノロジーズは、機械学習やディープラーニングを用いたソリューションAPI群「A3RT(アート)」に、DCGANの技術を用いた画像生成API「Image Generate API」と、マルチモーダルDeep Learningを用いた画像とテキストの相互検索API「Image Search API」を、7月12日に追加した。
「Image Generate API」は、DCGAN(Deep Convolutional Generative Adversarial Networks)技術を使って、オリジナルの画像を生成するAPI。あらかじめ4500枚以上の画像を学習させたアルゴリズムから自動生成された画像を合成し、新しい画像を作れるほか、作成した画像を評価し、生成に反映できる。
現時点では、ユーザーがモデルを作成する機能は備えていないが、今後はユーザーが自由にデータをアップロードして、学習させる機能の提供も予定している。
「Image Search API」は、画像とテキストの関係を学習し、テキストから画像を検索したり、画像からテキストを検索したりといった、相互検索を可能にするAPI。オリジナルの画像データは使えないが、サンプルデータを使って技術を体験できる。
「A3RT」は、「必要な最新テクノロジーをいつでも手軽に」をコンセプトに開発している、機械学習やディープラーニングを用いたソリューションAPI群。従来はリクルートグループ内限定で展開していたが、グループ外へ無料公開することでAI技術活用の機会を増やし、技術発展に寄与するとともに、より多くのフィードバックを得ることで精度の向上を目的としている。
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