スカイディスクは、工場内にある機器ごとの稼働データや生産ラインの工程データといった大量のデータから、不良品発生の原因や品質改善につながる変数を割り出し、製造プロセスの業務改善につながるデータ分析サービス「製造プロセスデータ分析パッケージ」の提供を、4月20日に開始した。税別価格は300万円から。
「製造プロセスデータ分析パッケージ」は、工場内の膨大なデータの分析によって、歩留まりの低下や不良品が生じる原因となるパラメータを推定するAI分析モデルによって製造プロセスデータを分析し、結果のレポーティングを行うサービス。
同サービスの利用によって、製造プロセスでボトルネックとなっている問題に対して、「どの設備機器または製造ラインの」「どの部分が」「どのような状態のときに発生しているのか」を明らかにでき、具体的な対策が立てやすくなるため、効率的な製造プロセス改善へとつなげられる。
利用にあたっては、顧客がデータをスカイディスクへ送付し、スカイディスクでデータを評価する。データに不備がある場合は、データの追加取得を行う(データ取得のアドバイスも実施可能)。スカイディスクにおいてデータを整形してAI分析を行った後に、「要因分析レポート」の報告会を実施する。
なお、故障予知や歩留まり向上のためのAI作成に進む場合は、要件定義へと進む。
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