クラウドネイティブなWebアプリを手軽に、短時間で作成できる開発ツール「K5 Playground」。その解説書『K5 Playgroundではじめる高速クラウドネイティブ・アプリケーション開発』が5月17日に発売となりました。K5 Playgroundの活用法だけでなく、Webアプリケーション開発の変遷の歴史から、実際にチャットボットアプリを開発する手順まで贅沢に詰め込んだ一冊となっています。
NetflixやInstagramといった世界的に有名なサービスは、優れたUXを備えた最新のフロントエンドで顧客の心をつかんでいます。また昨今のWebアプリ開発では、ビジネスニーズに合わせてアイデアをすぐに形にしていくスピーディな開発が求められます。
しかし、最先端のフロントエンド技術を使いこなしつつ、開発からリリースまでを短期間で実現するのは至難の業。
そんな課題を解決するべく生まれたのが開発ツール「K5 Playground」です。K5 Playgroundでは、Reactなどを使ったモダンなアーキテクチャをベースに、チャットボットやSNS連携アプリなど、さまざまなWebアプリを「数10分で」作成できます。
例えば、典型的なUI/UXパターン(カードUIや地図、チャット等)のフロントエンドをテンプレート化して、ReactとFluxを組み合わせたSPA(Single Page Application)として実装し、簡単に実現できるようにしています。また、さまざまなサービスと連携するための「APIロジック」を約80種類用意。そういったさまざまなマイクロサービスを集約してフロントエンドに渡すBFF(Backend For Frontends)をNode.jsで実装しています。
簡単、でも中身は本格派のK5 Playground。機能の充実もさることながら、無料で始められるのも魅力のひとつです。
本書では、そんなK5 Playgroundで今どきのWebアプリ開発を実現するノウハウを紹介するだけでなく、Webアプリケーション開発の変遷の歴史や、実際にチャットボットアプリを開発する手順も解説しています。
著者の藤田氏は、本書「はじめに」の中で次のように述べています。
(前略)「クラウドネイティブなアプリ開発を誰にでも」というテーマを形にしてみたのが「K5 Playground」というツールです。NetflixやTwitter、Instagramと同じような構造のフロントエンドを、最短ルートで「素早く」作って学べます。世界中の有名なサービスをアプリに簡単に組み込める面白い仕組みも用意しています。
…(中略)…
ソフトウェアを作るうえで手間を惜しんではいけないのがトライ&エラーです。実際に手を動かして、さまざまなタイプのプロトタイプを開発し、改善し、失敗することを繰り返すことで得られる効果は計り知れません。「K5 Playground」はこのような短期間でのトライ&エラーを可能にします。
大人数で長期間にわたり入念に設計して失敗を許されずに作るのとは異なる「動くアプリから始める」開発手法を通して、これからの時代を生きるための新たなスキルを身につけていただければ幸いです。
最先端の技術でアイデアを惜しみなく形にして、スピード感のある現代のWebアプリ開発を体験してみましょう。
※本書籍はCodeZineの連載『アイデアをすぐ形に! K5 Playgroundで開発するクラウドネイティブな最新Webアプリ』をカットアップし、アップデートしたものです。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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