クラウドエースは、Google Cloud Platformで提供される各種AI、機械学習サービスなどの、ビジネスシステムからの利用を容易にする総合ソリューションプラットフォーム「GennAI(ゲンナイ)」を、5月22日に発表した。
「GennAI」は、Google Cloud Platform上で提供されているものの、実装への敷居が高く、実際のビジネスへの利用が困難だったAI・機械学習の各種サービスを、ビジネスシステムから簡単に利用できるようにする、総合ソリューションプラットフォーム。
Google Cloud Platform環境での利用、またはユーザーのGoogle Cloud Platform環境に組み込むかたちで提供され、Google Cloud Platform上で動作する業務システムからのAI・機械学習サービスの利用を可能にし、アプリケーションの効率化・高機能化を実現する。
プログラムレスでの利用を目指しており、各種パラメータを介した管理ツールによって、システムの更新・拡張に柔軟に対応できるようにするほか、将来的には外部システムとの連携を仲介することで、インテリジェンスなシステム間連携機能の実現を目指す。
提供開始は6月29日で、当初は音声処理分野で複数話者に対応した議事録自動化ソリューションをメインに、音声のテキスト化、要約、テキスト化したデータに基づくレコメンド機能などをエンジンとして提供する。音声処理、画像・映像処理などのモジュールは、随時リリースしていく予定となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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