米Clouderaは、データサイエンティストとデータエンジニアの生産性を向上し、企業がデータの洞察をより短期間で運用するための新製品「Cloudera Enterprise 6.0」「Cloudera Data Science Workbench 1.4」「Cloudera Altus」を、5月22日(現地時間)に発表した。
「Cloudera Enterprise 6.0」は、検索、ストリーミング、拡張、コントロール分野におけるデータ洞察の、より短期間での運用を可能にする、ミッションクリティカルな機械学習・分析アプリケーション向けプラットフォーム。
オンプレミスやクラウドなど、データの所在場所に関わらず実行でき、クラスタ内のGPUサポート機能と、Hive最適化機能によって、従来バージョンと比較して機械学習およびデータエンジニアリングアプリケーションを大幅に高速化することで、エンドユーザーの生産性を向上し、インフラストラクチャにかかるコストの大幅な削減を実現する。
「Cloudera Data Science Workbench 1.4」は、セルフサービス型の機械学習プラットフォームの本番環境への移行を容易にしており、今回発表された最新版ではバージョン管理された実験を実行・追跡しつつ、モデルのREST APIでの導入を可能にしており、モデルの構築、学習、比較、本番環境への導入というワークフローを一元化できる。
「Cloudera Altus」は、Microsoft Azure環境における機械学習を支援するクラウド/多機能PaaS。複雑さの軽減によってETL(抽出、変換、ロード)、データ処理、バッチによる機械学習をシンプル化・迅速化し、データサイエンティストや分析チーム、下流のデータ製品に対する、より多様なデータの提供が可能になる。
「Cloudera Data Science Workbench 1.4」は今夏の提供開始を予定しており、「Cloudera Enterprise 6.0」はベータプログラムを、「Cloudera Altus」は30日間の無償トライアルを提供している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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