はじめに
クラウドエースは、GCPを専門に導入支援や運用、開発をしているクラウドベンダーです。そして、数あるGCPパートナーの中でも、プレミアパートナーとして認定されています。しかも、Googleが、その分野で専門的な知見と経験を有することを認定するスペシャライゼーションにも、「Infrastructure」「Application Development」の2分野で認定されています(日本で2分野取得しているのは、クラウドエースだけ。まもなく、「Data Analytics」も認定される予定)。
またAI分野においても、GCPで提供される、AI・機械学習のサービス・ライブラリなどを、ビジネスで使用するアプリケーションやサービスから簡単に利用できるソリューションプラットフォーム『GennAI(ゲンナイ)』をリリースするなど、最先端の技術を提供しています。
さらに、クラウドエースは、GCP認定トレーニングパートナーとしても認定されており、日本一の講師数、日本一の開講数、日本一の受講者数を誇ります(2018年度)。そんな会社で、私ラリオスは主にトレーニング事業を担当しています。ラリオスは、元々競合会社で、GCPの営業をやっていた非エンジニアです。
今では、ほぼ毎日、GCPのトレーニングをサポートしているのですが、講義を聞いているうちに、GCPの認定資格に興味を持ち、なんと非エンジニアでありながら、難関と言われている3つの認定資格試験に合格することができました(GCP認定資格の詳細は後述)。当然のことですが、社内でのキャリアアップや昇給に繋がったことは言うまでもありません。そんなラリオスが、「GCPをいま学ぶべき理由」について、お話したいと思います。
クラウド市場と人材不足
MM総研によれば、2016年度の国内パブリッククラウド市場は3883億円で前年度比40.9%増となり、2021年度までの年平均は22.1%で、2021年度には2016年度比2.7倍の1兆556億円に達すると予測されています[1]。国内のパブリッククラウドサービス市場が高い成長を継続する中において、Googleの需要も伸びていくことは言うまでもありません。
その一方で、経済産業省によると、2022年のIT市場の人材不足は深刻で、35万人から40万人が不足すると予測されています[2]。
なかでも、「クラウドコンピューティング」「ビッグデータ」「IoT」「人工知能」に関する人材が「今後特に大幅に不足する」人材として挙げられています。また、「ビッグデータ」「IoT」「人工知能」を活用するために、大量のデータを処理する基盤として、各社のパブリッククラウドが選ばれています。こうした状況から、これらの分野、ひいてはクラウドに関する知識や経験を有していることが、今後のIT市場における人材の価値を高めることは間違いないでしょう。
[1] 出典:MM総研「国内クラウドサービス需要動向」(2017年12月27日)
[2] 出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(2016年6月10日)
IT市場においては、クラウドエンジニアの確保が企業の存続を左右し、エンジニアはクラウドの知見と経験がなければ生き残れないと言っても過言ではありません。では、クラウドエンジニアには、どのような要素が求められるのでしょうか。Googleは、以下の3つを挙げています。
- インフラを構成するソフトウェアの特性を深く理解して、最適なアプリケーション・アーキテクチャーを見極めることが重要
- それぞれの技術要素を理解して、システム全体のアーキテクチャーを俯瞰できる能力が必要
- 重要なのは、役割ではなく、知識範囲としてのフルスタック
GCPには、これらの知識を補完するためのトレーニングや、その知識を証明する認定資格が用意されています。
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