セールスフォース・ドットコムは、企業が「Salesforce Lightning Platform」上で、よりスピーディなアプリ開発を支援するローコードツールを、9月21日に発表した。
今回、発表されたローコードツールには「Lightning Object Creator」と「Lightning Flow Builder」が含まれている。
「Lightning Object Creator」は、クリック操作によってスプレッドシートをアプリに変換可能なプラットフォームサービス。スプレッドシートをドラッグ&ドロップすることで、デスクトップやモバイルで公開できる。
「Lightning Flow Builder」は、顧客や従業員体験に関するプロセスを自動化することが可能なローコードツール。顧客レコードに関連するワークフロー要素をシームレスに検出できるシンプルなツールボックスを備えるほか、「Flow Actions」によって自動化ビジネスプロセスにクレジットカード決済の受け入れやビデオプレイヤー機能などの追加を可能にする。
さらに、「Einstein Next Best Action」を用いてフローを提案するとともに、ルールベースの予測モデルを活用して営業・サービス・マーケティングエージェントに対して、コンテキストに基づくインテリジェントな顧客向けレコメンデーションを提供できる。
現時点では、「Lightning Object Creator」および「Lightning Flow Builder」はパイロット版が提供されており、2019年前半の一般販売開始を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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