New Relicは、包括的なクラウドベースのインストルメンテーション(計測)プラットフォーム「New Relic One」の、日本市場向けの提供を5月30日に開始した。
「New Relic One」は、ソフトウェア開発/運用チームにおけるデジタルシステムのパフォーマンス管理手法の変革を目的に開発されており、複数のプロジェクトにまたがる横断的なデータを統合し、各チームは計測されたすべてのデータを全社的に見られる。すべてのデータが1か所で見られるので、各チームが管理しているサービスを速やかに検証できる。
計測が必要な対象すべてを「エンティティ」とみなし、エンティティを索引して相互の関係・依存性を追跡すべく、メトリックに加えてコンテキストの把握も可能になっている。同社はエンティティを「デジタルビジネスの成功のために計測が必要なすべての要素」と定義しており、エンティティがデータを送り、そのデータがエンティティの内部に関するコンテキスト(前後の依存関係を含む)を提供する。
「New Relic One」が採用する、エンティティ中心の可観測性アプローチでは、企業を取り巻くすべてのシステム、チーム、テクノロジーを横断的に結びつけたデータを提供できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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