米Microsoftは、C/C++ APIからMSVCビルド時間情報にアクセスできるフレームワーク「C++ Build Insights SDK」を、3月6日(現地時間)に発表した。あわせて、「vcperf」をオープンソース化し、GitHubで公開している。
「C++ Build Insights SDK」は、Windowsのトレース機能であるイベントトレース(ETW)をもとに、使用するイベントモデルと分析アルゴリズムを調整することで、大規模なC++ビルドのトレースを可能にしたデータ分析プラットフォーム。
「C++ Build Insights SDK」のリリースを伝える公式ブログの投稿では、「Windows Performance Analyzer」を用いることなくプログラムでトレースを行い、ビルド時間の分析結果をCIに追加できるサンプルの作成方法を紹介している。
今回のリリースにあわせてオープンソース化された「vcperf」は、「C++ Build Insights SDK」を用いてビルドされており、「C++ Build Insights SDK」のさらなる理解を促進するとともに、ユーザーそれぞれのニーズに合わせたカスタマイズが可能になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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