Spring Boot開発チームは、「Spring Boot 2.3.0」を5月15日(現地時間)にリリースした。repo.spring.ioまたはMaven Centralから入手できる。
「Spring Boot 2.3.0」では、以下のプロジェクトを新バージョンに移行した。
- Spring Data Neumann
- Spring HATEOAS 1.1
- Spring Integration 5.3
- Spring Kafka 2.5
- Spring Security 5.3
- Spring Session Dragonfruit
また、サードパーティーのライブラリを最新安定版にアップグレードしている。おもなものとしては以下の通り。
- Cassandra Driver 4.6
- Couchbase Client 3.0
- Elasticsearch 7.6
- Kafka 2.5
- Micrometer 1.5
- MongoDB 4.0
なお、新たにJava 14をサポートしており、Java 11およびJava 8との互換性も保たれている。
そのほか、Cloud Native Buildpacksを使用したDockerイメージの作成のサポートがMavenおよびGradleプラグインに追加されており、イメージの作成にはデフォルトでPaketoのJavaビルドパックが使われる。また、両プラグインではレイヤに分かれたコンテンツによるjarファイル作成も可能になっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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