デジタル庁は3月6日、全府省庁の約18万人の政府職員を対象にした生成AI利用環境「源内(げんない)」の大規模実証を、2026年5月から2027年3月まで実施すると発表した。本実証は、公共サービス維持とAI活用による業務効率化、および政府職員のAI理解促進を目的としている。
この方針は、第3回人工知能戦略本部での内閣総理大臣による指示や、2025年12月に閣議決定された人工知能基本計画を受けたもの。政府は、「隗より始めよ」の観点から自ら率先してAI活用を推進し、全職員がAIを日常的に活用できる環境を整備することを目指す。
大規模実証では、生成AIの効果や課題の検証が行われ、業務プロセスや働き方の変革にも取り組む。各府省庁は担当組織を設け、職員への周知やガイドラインに基づく運用、AI統括責任者によるガバナンス強化を進める。また、国産AIの活用やAIアプリ開発、データセットの拡充、オープンソース化の検討も同時に進行する。
2027年度には、実証結果をふまえ本格的な「源内」の運用が開始される予定だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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