フリーソフトウェアのスクリプト言語Luaの開発チームは、最新版となる「Lua 5.4」を6月29日(現地時間)にリリースした。
「Lua 5.4」では、世代別ガベージコレクションに新たなモードが採用されたほか、to-be-closed変数やconst変数が採用されている。
さらに、userdataは複数の値を持てるようになっており、math.random関数が再実装された。
ほかにも、警告機能や関数の引数と戻り値に関するデバッグ情報、整数の「for」ループにおけるセマンティクス、string.gmatchのinit引数などに修正が加えられ、新たな関数としてlua_resetthreadとcoroutine.closeが追加されるなど、さまざまな機能強化・修正が行われている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です