オープンソースの自由で公正な商標の使用を実現するための団体である「Open Usage Commons」の立ち上げが、7月8日(現地時間)に発表された。
同団体は、プロジェクトのメンテナだけでなく、ユーザー、エコシステム企業など、オープンソースチェーンにおけるすべての人が商標の使用と管理について、安心できるモデルの作成を行い、同団体の管理下にあるプロジェクトは、商標の保護と管理、使用ガイドライン、適合性テストに関するサポートを受けられる。
なお、同団体はプロジェクトがオープンソースであることを明確に示す指標として、「Open Source Definition」を定義しており、現時点ではWebアプリケーションフレームワークの「Angular」、Webベースのチームコードコラボレーションツール「Gerrit」、接続管理やセキュアなマイクロサービスのためのオープンプラットフォーム「Istio」の商標が、Open Source Definitionとして同団体に管理されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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