SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

AWS、コンテナ実行のためのLinuxベースOS「Bottlerocket」の一般提供を開始

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 アマゾンウェブサービス(AWS)は、コンテナを実行するためのLinuxをベースにしたオープンソースのOS「Bottlerocket」の一般提供を、8月31日に開始した。

 「Bottlerocket」には、コンテナの実行に必要なソフトウェアのみが含まれており、トランザクション更新メカニズムが付属するため、ユーザーはコンテナオーケストレーターを使用して、最小限の中断でOSの更新を管理できるので、コンテナ化されたアプリケーションのセキュリティ向上、および運用コストの削減を可能にする。

 「Bottlerocket」は、GitHubのオープンソースプロジェクトとして開発されており、イメージはAmazon EKSとAmazon ECSで利用できる。

 汎用OSとは異なり、セキュリティに焦点を当てており、コンテナをホストするために不可欠なソフトウェアのみを含めることで、攻撃への露出を減らせる。また、Security-Enhanced Linux(SELinux)が付属するとともに、ルートキットベースの攻撃を防ぐのに役立つカーネル機能「Device Mapper」のverityターゲット(dm-verity)を使用する。さらに、「Bottlerocket」への更新はアトミックな方法で適用およびロールバックされるので、さらなる更新管理の簡素化が可能になる。

 なお、AWSが提供する「Bottlerocket」のビルドは、AWSサポートプランの対象に含まれており、「Bottlerocket」の最初のメジャーリリースには3年間のセキュリティ更新とバグ修正が含まれる。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/12822 2020/09/04 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング