アドバンスソフトウェアは、帳票開発ツール「VB-Report 10」を10月8日に発売した。税別価格は、1開発ライセンスあたり85000円で、サーバライセンスは200000円。
「VB-Report 10」は、Excelをデザイナとして使用する帳票開発ツール。プログラムの実装は開発者が行い、帳票デザイナは、Excelを使用するため、エンドユーザーがExcelで作成したレイアウトをそのまま利用できる。また、独自のデザイナ機能を覚える必要がなく、開発コストの削減が可能になる。
xlsx/xls両形式に対応しており、Excelで作成した帳票レイアウトに対してVB.NETやC#のプログラム上からシンプルなコードでデータを流し込んで帳票を作成できる。また、作成した帳票は、付属のビューアコントロールでプレビューや印刷が可能で、Excelがインストールされていない環境でも、Excel/PDF形式で保存でき、Excelがインストールされている環境では、Excelの修飾機能も使える。
今回発売した最新バージョンでは、生成速度を強化し、サーバ・クラウド上での、より高速な帳票の配信が可能になった。また、セルデザイナ機能を刷新し、開発環境のUI上でデータを設定するセルの指定とデータベースとのバインディングを直感的に行えるようになっている。
対応OSは、Windows 10/8.1、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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