米Googleは、「Google Cloud Healthcare Consent Management API」を10月9日(現地時間)にプレビュー公開した。
「Google Cloud Healthcare Consent Management API」は、ヘルスケアアプリケーション開発者と臨床研究者に、健康データに関する個人の同意を簡単に管理する方法を提供する。
同APIでは、既存のプライバシーフレームワークを補完することで、アプリケーション開発者がデータの使用に関する同意をより適切に追跡、変更、取り消しができるツールを簡単に提供可能で、組織の同意ポリシー、実行された同意契約、およびそれらのポリシーと契約を関連データにリンクするメタデータを含む、独自の分離インスタンスを作成するとともに、実際のユーザーの健康状態とウェルネスデータは、組織によって優先データストアに保存される。
同APIは、HIPAAコンプライアンスをサポートしており、管理されるデータは、組織とユーザー間の合意に基づいて、医療提供者、アプリケーション開発者、および研究者によって監視される。
同APIを導入することで、既存のフレームワークを補完し、データのプライバシーと同意の管理を新たなヘルスケアのユースケースへ、簡単に実装できるようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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