米Amazon Web Servicesは、2018年に開設した大阪ローカルリージョンを、3つのアベイラビリティゾーンを備えた標準AWSリージョンへ拡張したことを、3月1日(現地時間)に発表した。
アジアパシフィック(大阪)リージョンは、他のAWSリージョンと同様に、アベイラビリティゾーンが物理的な冗長性を提供できるよう設計されており、停電やインターネットのダウン、洪水、その他の自然災害に耐えられるようになっている。
インスタンスは、C5、C5d、D2、I3、I3en、M5、M5d、R5d、T3に、オンデマンド/スポット/リザーブインスタンスで対応しており、X1およびX1eインスタンスは単一のアベイラビリティゾーンで使える。
また、日本のユーザーにとっては、東京における16のCloudFrontエッジロケーションおよび1つのCloudFrontリージョナルエッジキャッシュ、2つのAWS Direct Connectロケーション、大阪における1つのCloudFrontエッジロケーション、および1つのDirect Connectロケーションとして利用可能になる、というメリットがある。
大阪リージョンから、他の都市への平均的なレイテンシは、名古屋が2~5ms、広島が2~5ms、東京が5~8ms、福岡が11~13ms、仙台が12~15ms、札幌が14~17ms。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です