米Microsoftは、.NET Frameworkにおける「ASP.NET Core 2.1」のサポートを、2021年8月21日に終了する。
サポート終了後は、同バージョンの更新プログラム(セキュリティ修正含む)や技術サポートが提供されなくなるため、引き続きサポートを受けるには.NET Core 3.1または.NET 5.0へバージョンアップする必要がある。
.NET Core 2.1は、長期サポート(LTS)リリースなので、3年間または次のLTSリリースが出荷されてから1年間の、どちらか長い方でサポートされる。.NET Core 2.1の出荷は2018年5月30日で、同年8月の2.1.3アップデートでLTSリリースが宣言された。
.NET Core 2.1のサポート終了後も、同バージョンを使用するアプリケーションは引き続き実行できるが、.NET Core 3.1および.NET 5.0のセキュリティ更新プログラム発行が開始される9月以降は、.NET Core 2.1のセキュリティ更新プログラムが発行されず、問題が発生した場合に技術サポートが受けられない場合がある。
なお、3月のVisual Studio 2017 15.9.34サービス更新プログラム以降、Visual Studioにおける.NET Core 2.1コンポーネントは「必須」から「推奨」に変更される。.NET Core 2.1のサポートが終了するとVisual Studio 2017 15.9が更新され、.NET Core 2.1コンポーネントがオプションとなる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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