米Microsoftは、Visual Studio Code向けPython拡張機能の2021年3月版を、3月16日(現地時間)にリリースした。
今回、リリースされた2021年3月版のPython拡張機能では、Python、Pylance、Jupyter拡張機能のバグ修正と、安定性の向上が行われたほか、Python Insiders向けのJedi言語サーバサポートのプレビュー版が含まれている。
Python拡張機能におけるJedi言語サーバのサポートは、JediをLanguage Server Protocol(LSP)に準拠するよう更新することで実現されており、補完やエラーレポートなどにおけるパフォーマンスを向上したほか、pylintやctags、ropeのインストールが不要になった。
そのほか、python.tensorBoard.logDirectoryにおいて、TensorBoardセッション起動時にログディレクトリのプロンプトを省略する設定を追加するとともに、Pipfile、setup.py、requirements.txt、manage.py、app.pyが見つかった際に、Python拡張機能がアクティブ化されるようになっている。また、debugpyPathが追加され、Mypyリンタが誤った列番号を示す不具合が修正された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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