ディバータは、API中心設計の次世代CMS「Kuroco」において、Githubと連動するCDN完備のホスティングサービスを追加したことを、4月19日に発表した。
「Kuroco」は、主にシステムのバックエンドを担当するシステムとして4月15日にリリースされた。しかし、昨今のNetlify、Vercel、Cloudflare Pagesといった、Jamstackなどのフロントエンド技術と親和性の高い高機能なホスティングサービスは海外のエッジ(ネットワーク端末)しかない為、「CDN効率が悪い」「認証機能が有料」「Cookieのサードパーティ対応が難しい」「IPアドレス制限がない」などフロントエンド側も一括で管理したいユーザーのニーズに合致しづらい点があった。
そこで今回、Githubと連動させることのできるCDN完備のホスティングサービスを新たに追加。これにより、既存ホスティングサービスの課題を解決する。
利用料金に関しては従量課金制で、月額1100円までは無料で利用可能。CDN転送量課金は10GBごと220円となっている。また、独自ドメイン、TLS証明書、CDN、Github連動、アクセス制限機能といった機能はオプション料金なしで利用可能となっている。
今後は、FaaS連動などユーザーニーズへの拡張を予定している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です