米Microsoftは、オープンソースのコードエディタ「Visual Studio Code」の2021年4月版リリース(バージョン1.56)を公開している。
Visual Studio Code2021年4月版では、クリック可能なアクションのUXを向上させるべく、ワークベンチ全体のアクションのマウスホバーフィードバックを変更したほか、リソースのデフォルトのエディタが2つ存在する場合、競合を解決するためのプロンプトが表示されるようになった。
また、カスタムダイアログスタイルが更新されるとともに、現在有効になっている拡張機能のみを自動更新するよう構成できるようになっている。
ターミナルでは、ターミナルプロファイルの改善によるデフォルトプロファイル設定のサポート、プロファイルと設定ショートカットの移動、ターミナルにおける新たなキーバインディングの追加、Linux版における選択クリップボードからターミナルに貼り付けるための新たなコマンドの追加、ワークスペース設定の使用をオプトインする設定の採用などが実施された。
タスク関連では、非推奨になっていた「Tasks 0.1.0」が削除され、ターミナルタブ機能に「Task」プレフィックスが追加されなくなり、「Task」ツールアイコンで示されるようになっている。
そのほか、デバッグやノートブック機能など、非常に数多くの機能追加・変更が実施された。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です