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経済産業省、GitHubを用いて「モデル契約書」改訂に向けた意見募集をトライアル実施

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 経済産業省は、「研究開発型スタートアップと事業会社のオープンイノベーション促進のためのモデル契約書ver1.0」(以下、「モデル契約書」)の改訂に際し、モデル契約書のユーザーなどとコミュニケーションしながらフィードバックを受ける手段として、GitHubを用いた意見募集を開始することを、5月17日に発表した。募集期間は6月18日まで。

 2020年度、経済産業省は特許庁と連携して、研究開発型スタートアップと事業会社の連携交渉する際に留意すべきポイントについて解説したモデル契約書(新素材編、AI編)を策定した。今年度は、モデル契約書の更なる改善を目指し、改訂作業を実施する。

 今回の改訂プロセスでは、現在モデル契約書のユーザーではない人とも広くコミュニケーションを行い、改善に向けたフィードバックを受けることを目的として、オープンな場で不特定多数が編集に携わることが出来るGitHubを用いた意見募集をトライアル実施する。

モデル契約書改訂プロセス(経済産業省のリリースより)

モデル契約書改訂プロセス(経済産業省のリリースより)

 同省は、イノベーション創出のために、政策の価値を最大化する立案手法を検討するうえで、今後は既存の方法に加え、さまざまなプレーヤーが継続的にフラットに意見を発信できる仕組みを構築していくべきだと考えている。GitHubを用いる意義としては、実際にモデル契約書を使用するユーザーなどとコミュニケーションを行うことで、より実態に即した改善を目指すとともに、コミュニケーションが継続的に実施されることを期待している。

 同トライアルで寄せられた意見は検討委員会で精査したうえで、モデル契約書改訂の検討材料となる。

 募集概要などはプレスリリースより確認することができる。

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