米Microsoftは、「Windows Package Manager 1.0」のリリースを、5月26日(現地時間)に開発者向けイベント「Microsoft Build 2021」において発表した。
「Windows Package Manager 1.0」に含まれるwingetクライアントは、パッケージの管理とマニフェストの操作が可能で、winget searchを使用してパッケージを検索できる。
パッケージのインストールはwinget install、パッケージのアップグレード確認はwinget upgrade、すべてのアップグレードはwinget upgrade -allで実行可能で、winget exportでインストールするパッケージの情報をエクスポートして、他のPCでwinget importを実行すれば、PCの移行も簡単に行える。
「Windows Package Manager 1.0」は、Windows 10 バージョン1809以降がインストールされているすべてのデバイスに、Microsoft Store経由で自動更新としてリリースされる。また、Microsoftコミュニティリポジトリには1400超のパッケージが提供されている。
あわせて、Microsoftコミュニティリポジトリへのパッケージ送信を支援する、「Windows Package Manager Manifest Creator」がオープンソースでプレビュー公開された。winget install wingetcreateでインストールできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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