米GitHubは、「GitHub Enterprise Server 3.1」の一般提供を6月3日(現地時間)に開始した。
「GitHub Enterprise Server 3.1」には、パブリック/プライベートリポジトリをスキャンして、コミットされた資格情報を探してシークレットを検出し、リポジトリがコミットされた瞬間にシークレットプロバイダまたは管理者に通知する「Secret Scanning」が搭載されている。
今回の一般提供にあたって、パターンカバレッジがベータ版の24から37に拡大されたほか、APIとwebhook、シークレットコミット時のコミット作成者への通知が追加されるなどの機能改善が行われた。
ほかにも、GitHub Advanced Securityの課金において発生していた問題が改善されるとともに、Dependabotの改善、GitHub Actionsへの実行ごとのワークフローの視覚的なグラフ生成機能の追加、OAuth 2.0デバイス認証への対応、プルリクエスト自動マージ機能の追加、通知タイプのカスタマイズへの対応、モバイル版GitHub向けフィルタリング機能の追加など、さまざまな機能追加・改善が実施されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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