一般社団法人日本CTO協会は6月11日の理事会及び社員総会において、新たに理事4名の人事が決定したことを、6月14日に発表した。
日本CTO協会は、2019年9月の設立以来、日本を世界最高水準の技術力国家にすることを目標として、デジタル化実現の為に活動している。
コロナ禍においては、CTO(最高技術責任者)をはじめとした技術者への期待と必要性はこれまで以上に高まっており、その動きはデジタル庁創設とも重なりさらに加速する事が予想される。そこで今回、日本CTO協会は不確実性の大きい現代社会における新しい企業経営のあり方を提案・推進し、日本経済発展の一助となるべく、体制強化を図り、新たなスタートをきることとなった。
新たな理事4名は就任にあたり、以下のようにコメントしている。
BuySell Technologies 取締役CTO 今村 雅幸氏
自分自身CTOとして十数年活動する中で、CTO同士でのノウハウや知見の共有の重要性を強く感じています。今後もCTO協会の活動を通じて、スタートアップから大企業まで、企業の壁を超えてCTOが抱える様々な課題の解決を推進し、日本経済の更なる発展に寄与していければと思います。
Sansan株式会社 執行役員/CTO 藤倉 成太氏
日本のサービスが国外でも当たり前のように使われるようになれば、エンジニアの仕事も一層やりがいのあるものになるはずです。そんな未来を作るためにも、日本のCTOを盛り上げて、国内企業の事業インパクトを高めることに貢献していきたいと思います。
freee株式会社 共同創業者CTO 横路 隆氏
「日本の企業経営に先端テクノロジーを」というCTO協会のミッションに強く共感しています。日本のスモールビジネスの変革にSaaS+Platform+AIで挑むfreeeで、創業から上場後の成長まですべてのフェーズに技術で貢献してきた経験を、より広く社会に還元して参ります。
株式会社ミクシィ 取締役CTO 村瀬 龍馬氏
現代は持続可能な経営が最も重要で、そのためにテクノロジーは不可欠な存在です。今後より積極的に参画することで、経営者CTOの成長機会を創出をしてまいります。また、これまでにない新たな挑戦の機会を拡大することで、企業経営を通じて世の中の発展にも寄与していけたらと考えています。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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