Vercelで作成されているオープンソースのReactフロントエンド開発WebフレームワークNext.jsの最新版となる、「Next.js 11」が6月16日(現地時間)にリリースされた。
「Next.js 11」ではESLintがサポートされ、開発中にフレームワーク固有の問題を容易に見つけられるようになったほか、Babelの最適化によって起動時間をさらに短縮している。
さらに、next/scriptによってstrategyプロパティを定義することで、自動的にそれらに優先順位を付けて、読み込みパフォーマンスを向上させるとともに、デフォルトのスクリプト読み込みエクスペリエンスが、プリロードとasyncからdeferへ変更された。
ほかにも、画像の自動サイズ検出や画像プレースホルダーへの対応、webpack 5のすべてのNext.jsアプリケーションへのデフォルト化、Create React AppアプリケーションをNext.js互換に自動で変換するツールの導入、Next.js Liveのプレビューリリースなど、さまざまな変更が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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