米Microsoftは6月に、新たなAzure SDK for C++として、Azure Core、Identity、Storage Blobs、Files Shares、Datalakeをリリースしている。
Azure SDK for C++は、.NET、Java、JavaScript/TypeScript、Python向けのAzure SDKと同様に、リンクおよび開発時の制御を強化できる小さなライブラリに分割されており、現時点ではx86-windows、x64-windows、x64-linux、x64-osxアーキテクチャをサポートする。
Azure SDK for C++では、CMakeLists.txtによってCMAKEとのリンクをサポートしており、BlobContainerClientを作成してAzure Storageサービスと接続し、containerClientオブジェクトを使用してコンテナ内のBLOBを一覧表示することが可能になっている。
また、ファイル共有へのアップロードにはShareClientを作成してAzure Storageサービスへ接続し、ShareFileClientでアップロードを行う。
なお、ライブラリはガイドラインに従って、Azure Storageライブラリとの一貫性が保たれている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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