米HashiCorpは、アプリケーションを開発段階から本番環境に移行する方法を1つのファイルで記述し、1つのコマンドを使用してデプロイできるようにするツールであり、プラットフォーム間でビルド、デプロイ、リリースするための最新のワークフローを提供するHashiCorp Waypointの最新版となる「HashiCorp Waypoint 0.5」の一般提供を、8月12日(現地時間)に開始した。
「HashiCorp Waypoint 0.5」は、チームがWaypoint UIでより多くのアクションを実行可能にしつつ、デプロイメント状態の可視性を向上させることに重点を置いている。
新機能および改善点としては、ステータスレポートにおいてデプロイメントとリリースのほぼリアルタイムな情報を公開できるようになったほか、Waypointプロジェクトのパラメータとして機能し、waypoint.hcl内で静的に定義されることなくプロジェクトの側面をカスタマイズできるようにする入力変数が追加された。
ほかにも、GoogleやGitLabなど任意のOIDCプロバイダを使用してサインアップおよびログインするよう構成可能なユーザーアカウントシステムが追加されるなど、数多くの機能追加・改善が行われている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です