米Googleは、JSON-LD形式によるSchema.orgの型定義であるschema-dtsの、バージョン1.0を8月30日(現地時間)にリリースしている。
「schema-dts 1.0」では、TypeScriptによる補完の改善によって、ライブラリが完全に型のみになったほか、任意のプロパティに適用できる特別な関係であるSchema.orgのロールが、正しく解釈されるようになった。
さらに、循環構造化データがある場合に便利な@graphが追加され、@id値を持つ一連のノードを表す@graphをエンコード可能となっており、ノードはIDだけで相互に参照できるようになっている。
ほかにも、浮動小数点、整数、数値が予想される場所ならば、どこでも数値文字列の型チェックが可能になり、JSON-LDをreactに簡単に埋め込むことができるヘルパーライブラリreact-schemaorgが用意された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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